学部紹介

学部について Program Overview

これからの国際学部

「国際」と名前のつく学部は日本中にたくさんあります。そんななかで中京大学国際学部のユニークな点は、1年次に1セメスターの留学を経験し、実践的な英語力を習得した上で、人文学、社会科学の授業を英語と日本語の両方で、留学生とともに学ぶことによって、それぞれの分野における専門的な知を追求するということです。
他の学部や大学よりもハードだと言われることもしばしばあります。しかしそれを乗り越えたとき、国際社会においてしなやかに、柔軟に、そしてまぶしく活躍することのできる人になっていることでしょう。高い志で未来へ向かう、あなたの挑戦を待っています。

中京大学国際学部の紹介

学部の特色 Features

1年次
国際的視野への第一歩

学びの基礎力を身につける(1年次春)

能力別クラスで英語力アップ

中京大学国際学部では、1年次秋学期に留学を行います。この留学に必要な英語運用能力を身につけるため、1日3時間×週3日、能力別の少人数クラスの授業で切磋琢磨しながら集中的に学びます。

アカデミック・アドバイザー制度

4年間で何をどのように学び、いかに毎日を充実させるかを学生と共に考えるのが学部教員、アカデミック・アドバイザーです。学生一人ひとりに寄り添い、学修や留学、学生生活などに関するさまざまな不安を払拭していきます。


1年生対象、学部紹介イベントを開催

多種多様な分野を扱う11の専修から2年次に何を選んだらいいか悩まないよう、1年生を対象に学部紹介イベントを開催しています。上級生や留学生と交流しながら、国際学部の全容を楽しく知ることができ、Honors Program(複数専攻制)履修の参考にもなります。

セメスター留学(1年次秋)

1年次秋学期には、学部生全員でのアメリカもしくはカナダへセメスター(1学期間)留学が用意されています。英語力の向上はもちろん、異国での大学生活を通じて海外学生から刺激を受けることができます。自らの可能性や課題を見つけられ、留学での成果を2年次からの学びに活かせます。

期間 留学先 目的 滞在方法 ポイント
1年次秋学期
(9月中旬〜12月中旬を予定)
アメリカもしくはカナダ
(予定)
アカデミックイングリッシュの習得
寮やホームステイ、スチューデントレジデンス
中京大学オリジナルの特別アクティビティに参加
(交流会、博物館・美術館訪問など)

*GLS専攻の学生以外が対象となります。内容は予定であり変更となる可能性があります。

2年次
留学で得た経験を次のステージへ

第2外国語習得プログラム

多様化する現代の国際社会を理解するためには、複数の言語・文化を習得することが欠かせません。まず、世界共通語である英語を学び、更に世界の主要言語(7言語)から一つを選択して学びます。複数言語を使いこなす力を持つと同時に複数の文化への理解も深め、多様な 社会においてもしなやかに活躍できる人財を育成します。

*言語選択には定員があるため、選抜制となる可能性があります。
複言語・複文化学専攻ではカリキュラムの特性上、フランス語、ドイツ語、スペイン語、中国語、ロシア語から選択。

外国人留学生とのキャンパス内国際交流

英語で単位の取得ができるGLS専攻。授業のほとんどが英語で開講されており、主に外国人留学生が学んでいます。日本人学生は外国人留学生と共に履修し、議論や交流を重ね、切磋琢磨できます。また、キャンパスライフを共にすることで、日本とは異なる文化や考え方、価値観に触れ、国際感覚が養われます。


3年次
学科の壁を超え、幅広く教養を身につける

自身の興味・関心から選べる、多様なゼミナール(演習科目)

ゼミナール(演習科目)では、専門分野に関する発展的な知識と課題発見・解決能力を身につけ、目指すキャリアに挑むことができます。また、これらの演習科目は4年次の卒業研究と連携しており、ゼミナール(演習科目)で学んだことを卒業研究のテーマにすることもできます。

Honors Program(複数専攻制)

国際学科と言語文化学科を横断して履修し、複数の専門を学ぶ選抜制Honors Program(複数専攻制)を導入しています。専門領域を深めながら、他の領域の学びと融合。学びの深さと幅を併せ持ち、課題に対して多面的に追究できる人財を育てます。


Double Major
  • 1st Major〈自専修〉
  • 2nd Major〈2つ目の専修〉

自専修(ファーストメジャー)に加え、他専攻の専修(セカンドメジャー)を選択。必要科目の履修とともに、3年次にはファーストメジャーの、4年次にはセカンドメジャーのゼミを履修します。(卒業研究はファーストメジャーのみ)


1 Major + 1 Minor
  • Major〈自専修〉
  • Minor〈2つ目の専修〉

自専修(ファーストメジャー)に加え、他専攻の専修(セカンドメジャー)を選択。ゼミはファーストメジャーに所属しますが、セカンドメジャーの学びに必要な科目をしっかり履修します。

4年次
4年間の学びを将来に向けて集大成する

学びの集大成「卒業研究」

4年間の専門的な学びを、卒業研究に集約

3年次開講のゼミナール(演習科目)と連携し、自らテーマを設定。それに関する主要文献や先行研究を調査、またフィールドリサーチを実施して、関連情報を収集・整理した上で論文を書き進めます。中間報告では、他の学生や担当教員との質疑応答を繰り返し、論文内容のブラッシュアップを図ります。これらの一連の作業を1年間にわたって行うことで、自分の考えを形にし、他者に対して発信することの大切さを学びます。このため卒業研究は「必修科目」としており、大学での4年間の学びの集大成として社会人となっても振り返ることのできる大切な財産になります。

国際人間学専攻 哲学・人間学専修
  • 人間と知的ロボットは共生可能か
  • 近代化/グローバル化のなかの日本思想
グローバル・ヒストリー専修
  • ジェンダーからみた20世紀欧米の歴史
  • ヨーロッパと日本における戦争観の変遷
国際政治学専攻 国際政治学専修
  • 日本は増大する難民にどう向き合うべきか
  • 高まるナショナリズムと欧州統合問題の行方
国際開発学専修
  • 日本の開発援助とアフリカ
  • SDGsがもたらす途上国でのビジネスチャンス
国際経済学専攻 国際経済学専修
  • 日本の輸出入と国内産業の空洞化
  • 保護貿易と地域内貿易の拡大
国際ビジネス学専修
  • 日本のキャラクタービジネスは海外でも通用するの?
  • 外国籍企業の財務分析-AmazonとGoogleはなぜ強いのか
複言語・複文化学専攻 言語学専修
  • 子どもはどのようにWH疑問文を獲得するのか?
  • 「省略」の仕方における言語間の違い
異文化コミュニケーション専修
  • ミュージカル映画と共感
  • 母語話者と非母語話者のコミュニケーション
英米学専攻 英語学・英語教育専修
  • コミュニケーション能力を高める英語授業について
  • 日本語と英語の敬語表現について
英語圏文学・文化専修
  • イギリス女性と家庭『ハリー・ポッター』シリーズにおける理想の女性像
  • 「欧米化」する日本人-背景に存在する欧米コンプレックス

卒業後の進路

低年次からの徹底した進路支援が実を結ぶ

国際学部では、カリキュラム(学部授業)のなかで学生が将来目指すキャリアを構想する 機会を設けています。これらに加え、キャリア支援課によるサポートプログラムにより、進路 決定まで徹底した支援が行われます

1年次
春学期
入門ゼミ(アカデミック・スキルズ)
4技能(読む・聞く・書く・話す)の基礎的な訓練を行いながら、大学の学修環境に慣れると共に、留学の準備を行う。
1年次
秋学期
セメスター留学
異文化体験を通じて、成し遂げたい自分の夢や希望を具体的にイメージすると共に課題を発見する。
2年次キャリアデザイン
留学での気づきを活かし、その後の学びや、今後のキャリアについて考える(キャリア教育科目)。
3年次インターンシップ
国内または海外のインターンシップに参加することで確かな職業観と社会性を身につける(単位認定可)。
3~4年次キャリアサポートプログラム
キャリア支援課による「就職ガイダンス」「就活スタート面談」「業界研究セミナー」などを通じ、進路決定に向けて万全の態勢で挑む。
※民間企業就職希望者全員参加。

学内セミナー参加企業365社

優良企業の採用担当者を学内に招き、接点を持つことのできる学内セミナー(業界研究セミナー、Chukyo企業研究EXPO等)を開催しています。
【2022年度主な参加企業】
三菱商事、アイシン、東京海上日動火災保険、東海旅客鉄道(JR東海)、郵船ロジスティクス、JTB、ジェイアール東海ホテルズ、ANA中部空港、鹿島建設ほか

ページの先頭に戻る