准教授
ペロンセル モルヴァン
Morvan PERRONCEL

プロフィール

学位 文学博士
所属 国際学科
出身校 パリ高等師範学校 パリ第七大学大学院(東洋文化) 博士課程修了
専門分野 政治思想史
研究室 名古屋学舎14号館 5階
担当科目 Introduction to global history、グローバル・ヒストリーの中の日本、Basics of global history、グローバル・ヒストリー演習(日本と世界)、History of modern Japan

自己紹介

フランス・ブリュターニュ地方の生まれ。パリ大学にて、歴史、哲学等を学びながら、ついでに始めた日本語の勉強にはまり、とうとう留学生として来日。東京の学校と喫茶店で二年間ほど日本語の習得に努めてから、明治時代の思想史を研究するように決めるが、西洋思想史にそっぽを向いたわけではない。帰国後再び日本に来て以来、フランス語、ラテン語、歴史を教えることとなる。言語の勉強と教育にしても、思想史の研究にしても、日本からフランスを問い、フランスから日本を問うようにして、なるべくこの二つの観点を合わせて進めるように心がけています。

Q
もし別の職業につくなら(単なる「憧れ」を含む)
A

積極的に環境保護に貢献できる仕事

Q
絶対経験した方がいいことは?
A

スマホなしで一日を過ごしてみること(数人で挑戦)

Q
おすすめの映画は?
A

『パリの灯は遠く』(「きれいな自分」に夢中である人が自分の無関心を発見する人を描いた映画)

主な論文・著書

論文

  • « La Pensée de l'Etat Meiji », Ebisu. Etudes japonaises, 2004 (丸山真男「明治国家の思想」の仏訳・解説).
  • « Que l'économie et la morale s'accordent », « L'Esprit de la Société des Nations », Ebisu. Etudes japonaises, 2005 (渋沢栄一「道徳経済合一説」及び「国際連盟精神の普及―ご大礼に際して迎うる休戦記念日について」の仏訳).
  • Génie national et mouvement démocratique. Discours sur la nation et participations politiques du Seikyôsha. 1888-1898 (国粋主義と民主主義の交差―政教社の国民論と政治運動への参加), 2008 (博士論文, パリ第七大学).
  • « Kuga Katsunan. L'Homme et sa pensée », Cipango. Cahiers d'études japonaises, 2013 (丸山真男「陸羯南-人と思想」の仏訳・解説).
  • Le Moment nipponiste. Nation et démocratie à l'ère Meiji (日本主義の台頭―明治時代の国民論と民主論), Les Belles Lettres, 2016.
  • « Maruyama Masao. Mythe et réalités du "champion de la démocratie de l'après-guerre" » (小熊英二「丸山真男の神話と実像」の仏訳・解説), Ebisu. Etudes japonaises, 2017.
  • Le Fascisme japonais. Analyse et interprétation, Les Belles Lettres, Paris, 2021 (丸山真男「超国家主義の論理と心理」その他の仏訳・解説).

メッセージ

自分たちの国を理解するために世界を、自分たちの時代を理解するために歴史を学びましょう。

オフィスアワー

木曜日 / 5時限
場所:14号館516号研究室

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