准教授
大滝 宏一
OTAKI Koichi

プロフィール

学位 Ph.D. in Linguistics (University of Connecticut)
所属 言語文化学科
出身校 コネチカット大学大学院 言語学研究科(博士課程)
専門分野 言語学(言語獲得・比較統語論)
研究室 名古屋学舎16号館 3階
担当科目 ことばの仕組み・比較統語論・Workshop in Linguistic Research・言語学演習・言語獲得・卒業研究

自己紹介

専門は、言語獲得と比較統語論です。「なぜ子どもは何の苦労もせずに自然にことばを話すようになるのか?」「なぜ大人になってからことばを学ぶのはこんなにも難しいのか?」「世界のことばにはどんな相違点があるのか?」このような、おそらく誰でも一度は疑問に思ったことがあるであろう問題に関して、科学的・心理学的手法を用いて研究しています。

Q
もし別の職業につくなら(単なる「憧れ」を含む)
A

アルビレックス新潟所属のサッカー選手

Q
趣味や特技は?
A

地元が新潟なので,アルビレックス新潟というサッカーチームの応援をしています。

Q
休日は何をしてる?
A

アルビレックス新潟の試合の観戦と分析

主な論文・著書

論文

  • Otaki, Koichi, Manami Sato, Hajime Ono, … (他7名との共著) (2020) The ergative subject preference in the acquisition of wh-questions in Tongan. Proceedings of BUCLD 44.
  • Otaki, Koichi, Koji Sugiski, Noriaki Yusa, and Masatoshi Koizumi (2019) Two routes to the Mayan VOS: From the view of Kaqchikel. Gengo Kenkyu 156. 25-45.
  • Otaki, Koichi (2018) Illicit object drop by Japanese-speaking learners of English: Further evidence against the L1 transfer account. Second Language 17. 31-48.

メッセージ

大学で学ぶことは社会では役に立たないと思っている人は少なくないのではないでしょうか。確かに、大学で学んだ知識や技術を「そのまま」活かせる職に就く人は限られています。しかし、だからといって大学で学ぶことに意味がないということではありません。大学では、自分が興味があることに関して、文献などから情報を集め、新しい問いを設定し、仮説を立て、その仮説を検証し、成果を発表するという一連の知的な活動を学びます。この「自分の頭で考え、新しいアイデアを創り、伝える」ということは、将来どのような職に就いても重要となる力ですし、なにより、皆さんの人生を豊かにしてくれるものです。皆さんには、そのような一生ものの力をこの大学で身につけてほしいと思っています。

オフィスアワー

月曜日 / 5時限

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