准教授
田中 鉄也
TANAKA Tetsuya
プロフィール
学位 | 博士(文学) |
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所属 | 言語文化学科 |
出身校 | 関西大学大学院文学研究科博士課程後期課程 |
専門分野 | 宗教学、南アジア地域研究 |
研究室 | 名古屋学舎16号館 304号室 |
担当科目 | 入門ゼミ、多文化共生から学ぶ宗教文化、Introduction to Theory of Culture, Glocal Studies in Japan |
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自己紹介
インドの宗教と国家とのかかわりや世俗主義のあり方について研究しています。特に近代の北インドでヒンドゥー教がいかなる変容を遂げたのかについて興味があります。インドには数年にわたって留学や現地調査を通じて滞在しました。デリー大学やロンドン大学SOASで客員研究員に従事し、アジア太平洋文化遺産研究センターや国立民族学博物館に勤務した経験もあります。このような経験をもとに、講義では日本や欧米のみならず南アジアの宗教文化についても話したいと思います。
主な論文・著書
論文
- (2020) “Trustee, State and Stakeholder: Hindu Temple Management in Contemporary India, 1957-2012”, Journal of Interdisciplinary Economics, 32 (1): 75-94.
- (2018)「コミュニティの実体化と女神巡行―インド・カルカッタのカースト団体を事例に」、『宗教と社会』、Vol.24, 33-47。
著書・訳書
『揺り動かされるヒンドゥー寺院――現代インドの世俗主義、サティー女神、寺院の公益性』、春風社、2023年
(2014)『インド人ビジネスマンとヒンドゥー寺院運営―マールワーリーにとっての慈善・喜捨・実利』、風響社。
- (2019)「女神に付与された複数の公共性―北インドの宗教的な慈善団体とヒンドゥー寺院」、石森大知・丹羽典生(共編)『宗教と開発の人類学―グローバル化するポスト世俗主義と開発言説』、春風社、391-430。
メッセージ
大学生活では多くの自由時間を得るでしょう。そんな「自由」をいかに享受し、行動すべきか、皆さんと考えたいと思います。また南アジアやインドに興味がある方、もちろんそうでない方も一緒に、現代社会の宗教文化について学びましょう。
オフィスアワー
木曜日・4限目