Honors Program 学生インタビュー
金田 蒼平さん
Q. Honors Programで履修している
二つの専修を教えてください。
A. 英米文学・文化専修 (First Major)、国際開発学専修 (Second Major)
Q. なぜHonors Programを
履修しようと思いましたか?
A. 1.履修していた自専修科目の中で、活発なグループディスカッションやディベートをする機会が少なかったため。
2.ポストコロニアル研究を進めていく中で、実際に植民地主義の負の遺産を受けてきた地域の歴史及び社会情勢に興味を持ったから。
Q. どんな点で学びがありましたか?
A. 1.自専修科目で学んだ、マイノリティや脇役の視点から物語を考える力が役立った。被害者だけの視点に偏りがちな社会問題やドキュメンタリー映像を批判的にとらえることができた。
2.「国際協力」という一見きらびやかな社会活動の中にも、人道的な問題や搾取といった人間の闇が残されていることを学んだ。
Q. どんな点で別の専修を
学ぶメリットを感じましたか?
A. 普段は同学年や、同じ専修の知り合いと過ごすことが多かったのですが、学年や専門分野の枠にとらわれず人と接することで、自分に足りないものをより微細に分析することができたと思います。積極的に話しかけてくれる後輩たちの姿を見て、自己成長意欲を高めるためのいい刺激となりました。
Q. 大変だったことはありますか?
あるとすれば、どんなことでしたか?
A. グループワークを円滑に進めていくためには、「自分の考えをわかりやすく説明する」だけでは不十分でした。一人ひとりの意見を正確に聞き取り、理解できない部分があったらすぐ質問するクセをつけたかったです。
Q. 大変だったことをどのように
乗り越えましたか?
A. 自分の考え方に固執するのではなく、相手の意見に耳を傾けることを意識しました。これからの自分にとっても、「聞き上手」になるための訓練がもっと必要だと思っています。
Q. Honors Programの履修を検討して
いる人へのアドバイスをお願いします。
A. 履修すべき科目が増えて大変なこともあるかもしれませんが、一つの問題について別の見方で考える力が付くことは間違いありません。社会に出てからも、この経験が役立つ瞬間がいつか必ず来ると信じています。